「読みたい記事はある。でも、画面の文字を追い続けるのが今日は少ししんどい」。そんな日は、読むのを諦める前に、Microsoft Edgeの音声読み上げを試してみる価値があります。

Edgeには、Webページの文章を音声で読み、読んでいる位置を画面上で追える機能があります。特別なアプリを増やさず、右クリックやメニューから始められるのが良いところです。

結論から言うと、最初は短い記事を開き、右クリックから「音声で読み上げる」を選び、速度を少し遅めにする方法が堅実です。慣れてから、Ctrl + Shift + Uのショートカットや閲覧モードを使うと迷いません。

この記事では、Microsoft Edgeの読み上げ機能の始め方、声と速度の変え方、長文を聞きやすくする閲覧モード、うまく読まれないときの確認まで、初心者向けに順番どおり説明します。

Microsoft Edgeの読み上げ機能とは? 🔊

Microsoftの公式案内では、Edgeはニュースやスポーツ記事などのWebページを音声で読み上げられます。読み上げ中は、再生や一時停止、前後の段落への移動、声と速度の変更ができます。

文字を大きくして読む方法と、音声で聞く方法は、どちらか一方を選ぶものではありません。画面を見ながら音声も聞けば、今どこを読んでいるかを追いやすくなります。反対に、家事をしながら完全に「ながら聞き」にすると、数字や固有名詞を聞き逃すことがあります。

私なら、ニュースの流れをつかむときは耳、料金・日付・手順を確認するときは目、と使い分けます。読み上げを「読む代わり」ではなく、読む負担を分ける道具として考えると使いやすいです🤔

3つの読み方を比べる

方法向いている場面気をつけること
そのまま画面で読む表、画像、細かな数字を確認したい長時間だと目が疲れやすい
音声で読み上げる記事の流れをつかみたい、目を休ませたい誤読や聞き逃しがあるため重要事項は画面でも確認する
閲覧モード+読み上げ広告やボタンを減らし、本文へ集中したい閲覧モードに対応しないページもある

SCROOMとしては、最初に通常ページで読み上げを試し、画面がごちゃごちゃして聞きにくいときだけ閲覧モードへ切り替える方法をおすすめします。機能を一度に全部覚えるより、まず再生と停止だけできる方が実用的です。

手順1:Webページを音声で読み上げる

まず、Edgeで読みたいWebページを開きます。個人情報のある会員ページではなく、公開された短い記事で練習してください。

右クリックから始める方法

  1. Microsoft Edgeで読みたいWebページを開く
  2. ページ上の文章がある場所で右クリックする
  3. 「音声で読み上げる」を選ぶ
  4. ページ上部に出る読み上げバーで再生・一時停止を操作する

右クリックのメニューに見当たらない場合は、右上の「設定など(…)」を開きます。そこに「音声で読み上げる」がないときは、「その他のツール」の中を確認します。

ボタンを探しているうちにメニューを何度も閉じてしまうことがあります。ここは少し分かりにくいところです😅 一度見つけたら、次のショートカットを覚えるとかなり楽になります。

キーボードで始める方法

Windows版Edgeでは、次のキーで読み上げを開始または停止できます。

Ctrl + Shift + U

3つのキーは同時に叩くのではなく、CtrlShiftを押したまま、最後にUを押します。もう一度同じ操作をすると停止できます。

ショートカットは速い反面、別のアプリを選んでいると動きません。反応しないときは、Edgeのページを一度クリックしてから押してください。

手順2:声と読み上げ速度を変える 🎧

読み上げが始まると、ページ上部に操作バーが出ます。ここで一時停止、前後の段落への移動、音声オプションの調整ができます。

最初に触るなら、速度だけで十分です。

  • 聞き取りにくい:少し遅くする
  • 内容は簡単だが長い:少し速くする
  • 固有名詞が多い:標準か遅めに戻す
  • 声が合わない:音声オプションから別の声を選ぶ

いきなり速くすると「聞けている気はするけれど、内容が残らない」状態になりがちです💦 まず標準速度で1段落聞き、余裕があれば一段階だけ速くするのがおすすめです。

声の種類は環境や言語設定によって表示が異なる場合があります。名前よりも、1分ほど聞いて疲れにくい声かどうかで選んでください。

手順3:閲覧モードで本文へ集中する

Webページによっては、本文の周りにメニュー、広告、関連記事、ボタンが多く並びます。読み上げ自体は使えても、どこを読んでいるのか見失うことがあります。

そんなときはEdgeの閲覧モードが候補です。Microsoftは、対応するWebページのレイアウトを簡略化し、読み上げや文字表示の調整を使える機能として案内しています。

  1. 読みたいWebページをEdgeで開く
  2. アドレスバーに閲覧モードのアイコンがあればクリックする
  3. アイコンが見つからない場合はF9を押す
  4. 上部のツールバーから「音声で読み上げる」を選ぶ
  5. 終了するときは、もう一度F9を押す

閲覧モードでは、フォント、文字サイズ、列幅、ページの色なども調整できます。文字を少し大きくし、列を狭くすると、音声と視線を合わせやすくなります😊

ただし、すべてのページが同じように簡略化されるわけではありません。表や操作画面、複雑なレイアウトでは、必要な部分が見えにくくなることもあります。その場合は通常表示へ戻してください。

ページの一部だけを読みたいとき

長いページの途中にある一つの説明だけ聞きたいなら、文章をドラッグして選択し、右クリックします。対応するページでは、選択範囲を閲覧モードで開く操作が使えます。

これは「ページの先頭から延々と聞く」のを避けたいときに便利です。利用規約の一項目、長い解説の手順部分、ニュースの引用部分など、範囲を絞って確認できます。

ただし、選択範囲の前後に条件や例外がある文章では、そこだけ聞くと意味を取り違える恐れがあります。特に契約、医療、金融、行政手続きの文書は、前後も画面で確認してください。

PDFも日本語で読み上げられる? 📄

Microsoftの言語対応表では、Edgeの日本語はWeb Read AloudPDF Read Aloudの両方が対応として示されています。EdgeでPDFを開き、読み上げの操作が表示されるか確認できます。

ただし、PDFには2種類あります。文字を選べる文書PDFと、紙を撮影・スキャンした画像中心のPDFです。画像として保存された文字は、普通のテキストと同じようには扱えない場合があります。

「PDFなら必ずきれいに読める」と思わず、最初の1ページだけ試してください。表、縦書き、ふりがな、数式、固有名詞では読み方が不自然になることがあります。聞き取れなかった場所は画面へ戻る。この往復がいちばん確実です。

うまく読まれないときの5つの確認

読み上げが始まらない、途中で止まる、違う場所を読むときは、次を上から確認します。

1.Edgeのページを選んでいるか

ショートカットを押す前に、Edgeの本文を一度クリックします。別のアプリやアドレスバーにカーソルがあると、期待どおりに動かないことがあります。

2.メニューの「その他のツール」を見たか

「設定など(…)」を開いても見つからない場合は、「その他のツール」の中を確認します。右クリックのメニューと、右上メニューの両方に入口があります。

3.ページに読み取れる本文があるか

画像だけのページ、動画中心のページ、複雑なWebアプリでは、通常の記事のように読めないことがあります。別の一般的なニュース記事で機能そのものが動くか試すと、ページ側の問題かを切り分けられます。

4.音量と出力先が合っているか

読み上げバーは動いているのに聞こえない場合は、Windowsの音量と出力先を確認します。Bluetoothイヤホンへ音が出ていて、PC本体から聞こえないだけ、ということもあります。

5.Edgeを更新して再起動したか

表示名やメニュー位置は更新で変わることがあります。Edgeを最新状態にし、ページを再読み込みしてから試します。職場や学校のPCでは管理設定が影響する場合があるため、勝手に変更せず管理者へ相談してください。

読み上げを安全・快適に使う5つのコツ ✅

  • まず公開された短い記事で練習する
  • 料金、日付、電話番号、手順は画面でも確認する
  • 共有スペースではイヤホンを使い、個人情報を音に出さない
  • 聞き流す記事と、集中して読む文書を分ける
  • 誤読を前提にし、重要な判断を音声だけで済ませない

読み上げは便利ですが、内容の正しさを保証する機能ではありません。Web記事そのものが間違っていれば、Edgeはその文章を読み上げます。AIの回答を聞く場合も同じで、声が自然だから内容も正しいとは限りません。

ここは少し意地悪な注意に見えるかもしれません。でも、耳から入る自然な声ほど、文章を疑わず受け取りやすいのです。大事な数字だけは目で戻る。この一手間が安心につながります。

まとめ:まずは短い記事を標準速度で

Microsoft Edgeの読み上げ機能は、長いWeb記事を読む負担を軽くし、目と耳へ作業を分けられる道具です。右クリック、右上メニュー、Ctrl + Shift + Uの3つの入口があり、声と速度も変えられます。

最初から「ながら聞き」を完璧にしようとせず、短い公開記事を標準速度で1段落聞くところから始めてください。聞きにくければ速度を落とし、画面が散らかって見えたら閲覧モードを試す。この順なら、どこで困ったかも分かります。

SCROOMでは、読み上げ機能だけでなく、文字サイズ、画面表示、ショートカットなどを、実際のパソコン画面を見ながら一緒に調整できます。「便利そうだけれど、設定を変えるのは不安」という方も、普段読むページから試してみましょう。

参考にした公式情報